知っておこう！家電リサイクル法！

「家電リサイクル法」は、別名「特定家庭用機器再商品化法」と言い、一般家庭や事務所から排出された特定の家庭用廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。
引越しや買い替えなどで使わなくなった家電をリサイクルに出した経験のある方もいらっしゃるかと思います。
この家電リサイクル法の対象となる廃棄物は、家庭用機器に該当する次の「家電4品目」です。

・エアコン
・テレビ（ブラウン管、液晶・プラズマ）
・冷蔵庫/冷凍庫
・洗濯機/衣類乾燥機

これらは製造メーカーや品目によって処分に必要なリサイクル料金が異なりますが、全国一律でそのリサイクル料金は決められています。

注意！別途で料金が発生します

このリサイクル法に定められた料金で処分が済むように思われがちですが、業者にその処分を依頼する場合は、下記のように別途費用が発生します。

(1)　家電リサイクルの料金　+　(2)　収集運搬費　+　(3)　業者処分費

(1)家電リサイクルの料金は、前述した通り全国一律で決められているため、業者の一存で金額を変更することはできません。
(2)収集運搬費は、業者がその家電を回収し運搬する際に必要な費用であり、業者側が決めることができます。
(3)業者処分費は、業者が処分をする際に発生する費用であり、これも業者側が決めることができます。
このように、家電リサイクル法で決められた料金以外にも料金が発生するので、総額ではどのくらいかかるか、またその明細も併せて事前に確認するようにしましょう。