昨年の冬にご依頼いただいたお客様の2件目の案件です。
蓼科の家を2軒同時に片付けさせていただきました。
ひとつの土地にふたつの建物があり、25年ほど前までは3世帯で暮らされていたそうです。
さらに夏季期間はその一部を別荘として貸し出していたそうで、この2軒で三世帯が暮らせる分の家具や家財などが残されていました。
その後、お引越しをされ、そのまま長年放置されていましたが、そろそろ片付けなくてはいけない時期だということで弊社にご依頼いただきました。
作業前 1軒目
欲しい物が残されているかもしれないとのことで、見積もりから作業までの間に必要なものを仕分けしていただきました。
お客様は弊社の過去事例をご覧いただいてくださっており、作業しやすいように残してほしいものを一箇所にまとめてくださっています。
テーブルの上の物品と、脚立やほうきなどの道具類が残すものとして付箋が貼られています。
また、作業中に見つかった写真やアルバム等は処分して良いとの方針もいただき、お気遣いいただいたおかげで作業がスムーズに進みました。作業時間の短縮は作業費の短縮に繋がります。
日本人形はそのままゴミにするのが怖いとご相談をいただきました。このようなお気持ちはごもっともかと思います。いつも人形類や神仏関係のものなど、ゴミとして焼却処分することに後ろめたさを感じるようなものは分けて回収し、供養するなど適切な対応をおこなっております。
朽ちた屋根などが屋外にまとめられています。
縁の下に使わなくなった家財や大物の道具などが溜め込まれています。
この一角だけでかなりの物量になります。
作業前 2軒目
1軒目のすぐ裏にある2軒目です。
こちらだけでも2世帯が暮らせるだけの物が残っています。
こちらのお家も、残すものをまとめてくださっています。
作業後 1軒目
作業後 2軒目
作業時間としては約2日半、金額としては約35万円です。大きな冷蔵庫やタンスなど物量があるものに加え、テレビ、マットレス等、リサイクル料金や別途費用がかかるものもありました。
ご依頼主さんは、2日間ほど、ご家族とお手伝いの方で必要なものを分けたり、家庭ごみを処分したりしたそうですが、あまりに進まず途方に暮れたようです。
それが2日半で綺麗に片付いたため感激されていました。長年の胸のつかえが取れたようです。
蛍光灯、電球、廃油、建材など、産業廃棄物や特別管理が必要となり法律の関係で回収できないものは残しております。
今回のご依頼主様もお読みいただいておりましたが、弊社単独で回収できないものの一覧はこちらの記事を参考にしていただくとわかりやすいです。
また、ご依頼主様から写真は全て廃棄して構わないとのご指示をいただいておりましたが、ご依頼主様が事前確認で見落としたと思われる手つかずの物入れがあったため、そちらにあった上記写真は作業後の確認時まで保護しました。
貴重な写真だったようで、お客様は感激され「さすが、アースさんですね」とお褒めの言葉をいただきました。
写真はお客様が大切にお持ち帰りになられました。
アンケートにもご回答いただきました。
ありがとうございます。